日本一周用自転車について

私の日本一周用の自転車について紹介します。
ベースはパナソニック/PanasonicのFSS6というスポルティーフ(あるいは700Cランドナー)用フレームで、2015年の北陸旅行から使用しています。この自転車はフレームセットのみ購入し、他の部品は通勤用クロスバイクとロードバイクから流用して安く組み上げました。ちなみに、現行はFSS7に型名変更しましたが中身は同じです。

なぜ完成車ではなく、わざわざFSS6にしたのかというと、トップチューブが地面と水平になっているホリゾンタルフレームへの強いこだわりと、人とは被りたくない、ゴテゴテしないシンプルなものが良いといったことがありました。また、スポルティーフということで通常のツーリング車に比べて軽量で軽快に走れることも理由にあります。

実際使ってみて、高速ツーリングから林道ツーリング、キャンプツーリングまでこれ一台でどんな用途にも使えるので重宝してます。(器用貧乏といわれるかもしれませんが・・・)

初期のころはドロップハンドルに泥除け、フロントダブルという一般的なスポルティーフの構成でした。また、荷物の積載もリア2サイドというこれも一般的な積載方法でした。
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2017年の道東旅からは輪行時の手間削減のため泥除けを無くしました。結局雨の日はカッパになるので別にいいじゃんという安易な考えからです。
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2017年秋の三陸遠征からはバイクパッキングを導入しました。三陸の厳しいアップダウンに対応するため極力軽量化したかったからです。実際使用してみて輪行時も楽になるというメリットがあることも分かりました。詳しくはこちらで。

また、見た目だけでホリゾンタルフレームにしましたが、一つメリットがあることが分かりました。ホリゾンタルだとフレームの三角部の面積が大きくなるので、荷物積載性が良いです。三角の中にテントとポールと空気入れとドリンクを搭載できました。
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そして、2018年の四国一周からはハンドルをブルホーンハンドルに変更。さらに禁断のフロントシングルに。ブルホーンハンドルの使い勝手は想像以上によく、現在でもそのままです。ハンドルについての詳細はこちらで。ギヤについては10%以上の上り坂に対応するため、リア38T/フロント38Tの構成です。リアのギヤが大きくなったので当然かっこ悪くなりましたが、機能優先でやむなしです。
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現在は太いタイヤを履かせて林道ツーリングでも大活躍。
(泥除け無しなら38Cまでいけるかな?)
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この自転車は効かないと悪名高いカンチブレーキですが、奮発してシマノの最上級グレードのCX70(前後でで9000円くらい)にしたので、今のところ雨の日の下り以外は不満はありません(感じ的にはロードバイクのキャリパーブレーキと同等という感じ)。
カンチブレーキはスポルティーフじゃないと言われてしまうかもしれませんが。