自転車旅に最適なテントは自立式

自転車旅に欠かせないアイテムがテントだと思います。いろいろな種類のテントがありますが、個人的に必須なのは自立式であるということ。自転車旅は必ずしもキャンプ場に宿泊できるとは限りません。例えば公園や道の駅、河川敷だと基本的にペグが打てません。従って、自立できるテントでないと張ることができません。

私はアライテントのエアライズ2というテントを使用しています。このテントは自立式なので場所を選ばず張ることができます。また、登山用なので小型軽量に作られており、重量は1.55㎏しかありません。耐久性も抜群に高く、これまで50回以上使用し、トラブルは一切ありません。テント内に荷物も入れるのでサイズは少し大きめの二人用を使用しています。一人用との重量差は200gしかないので二人用にしとくのが無難だと思います。

しかしこのテントには弱点があります。登山用なので外気温が28度以上の環境だと暑くて眠れません。真夏の本州以南の旅に使用するならオールメッシュのテントが必須でしょう。ちなみに私は真夏の山陰旅に使用して地獄を見ました。

エアライズのメリット
・自立式である
・抜群の耐久性と信頼性(登山用なので)
・自立式の中では比較的軽量
・とにかく簡単に設営できる
・ダブルウォールなので冬場も結露しにくい
・出入口が本体前方にある(賛否両論)

エアライズのデメリット
・本体価格が高い
・夏場は暑い(換気部が少ない)
・使っている人が多くキャンプ場で被る
・フライシートの色がオレンジで目立つ

道の駅の軒先など場所を選ばず設置可能(迷惑になるので朝6時には撤収必須)
IMG_20180504_054400
前方に出入り口があるので下の写真のように狭い場所でも出入りができる
IMG_20170819_044655
フライシートがオレンジなので目立つ
IMG00365



真夏に使うならオールメッシュテントがいいと思います。中華製の安いやつなら数千円で購入できます。(毎シーズン買い替える必要があるかもしれませんが・・)

なお、安いテントは自立できないタイプが多い(その分かなり軽量コンパクト)ので使い勝手は悪くなります。用途に応じて適切なものを選ぶことが重要だと思います。