太平洋岸自転車道を行く3日目

この日は０℃近くまで気温が下がり、寒さで目が覚めた。

テントの外に出ると、丁度朝日が昇っていた。

鴨川の町はまるで南国リゾートのような雰囲気。

海沿いの道を南下する。今日はひたすら海沿いの道が続く。海がほとんど見えない九十九里浜沿いよりも個人的にはこちらのほうが好み。



房総半島最南端野島崎に到着。この辺りは白浜というらしい。紀伊半島にも同じ名前があったような？




鳥居の先に見えるのは伊豆大島。

野島崎から先は北に進路を変え北上する。
途中自転車道の案内があったので行ってみると・・

まさかの砂地獄。

引き返すのも腹が立つので強行突破を試みたが・・完全に砂で埋まっていた。

仕方がないので海岸に迂回した。海水で砂が固められているので何とか進めた。

何とか一般道に合流した。もう二度と騙されないぞ！
ちなみに、自転車道の入り口には卑猥な銅像があった。

気を取り直して先を急ぐ。

春の訪れを感じさせる風景が広がる。

途中、道の駅南房パラダイスに立ち寄り。南国の雰囲気。南房はとにかく道の駅が多い。１０㎞に１か所の頻度で存在する。


ハワイのラーメンを注文。エビを出汁にした薄味のラーメンだった。中々旨い！

ゴルフ場も南国感あり。

しばらく走ると、洲崎灯台に到着。ここは東京湾の入り口にあり、絶景ポイント。富士山や、伊豆半島。伊豆大島などが一望できる。灯台の奥に見えるのが伊豆大島。

海の向こうに富士山が。


左側に見えるのが三浦半島。

ここから先は館山方面へ進む。途中富士山が見えるポイントで休憩。

館山から先は進路を北に変え、国道１２７号をひた走る。しかし、この道は狭いトンネルが多く、海の見える区間が少ないので、これまでの天国から一転し地獄になる。
路肩の全くないトンネルだらけ。恐怖しかない。

旧道に迂回すると、手掘りのトンネル群が。

途中、崖に立つ寺を発見した。

金谷付近に近づくと、三浦半島が間近で見られる。金谷港からフェリーで久里浜にわたる。

フェリーは毎時１本あるので気軽に乗船できる。自転車込みで片道約１２００円。


船内には売店完備。


船内に乗り込むと間もなく出航した。奥に見えるのは鋸山。さらば千葉県！ありがとう千葉県！


船上からは東京や横浜の街並みが一望できる。



約４０分で久里浜港に到着。そのまま京急久里浜駅へ移動。今回の旅はここまで。
次回は久里浜から西を目指す。

太平洋岸自転車道３日目
走行距離：114㎞