シュラフはコンフォート温度以上での使用が必須
先週の太平洋岸自転車道遠征で凍死しそうになった悪夢・・・これまで春夏しかテントを使用してこなかったので、ここまで冬季のキャンプがきついものだと知りませんでした。
野宿で必須のアイテムといえばシュラフ(寝袋)だと思いますが、個人的にはテントよりも重要度は高く、無くてはならないものだということを身をもって体感しました。
シュラフ選びで基準となるのが対応温度ですが、対応温度が高いほど小型軽量で安価になるので、対応温度が高いものを選びがちです。私はモンベルのダウンハガー#3というものを使用しており、こいつの対応温度はコンフォート温度が3℃でリミット温度が‐2℃とあります。
実際に5℃以下の環境で使用してみると、寒くて夜中に目が覚めて熟睡できないということが分かりました。ダウンを着込んでホッカイロを何か所も貼ることで何とか対応しました。メーカーの対応温度はかなり低めに書いてあるということを身をもって知ることができました。
快眠できるかどうかは、体質など個人差が大きいので断言はできませんが、多少大きく重くなったとしても、対応温度は余裕を見たほうが良いと思います。快眠できないと次の日のツーリングに影響が出てしまい、結局走れなくなります。
というか、羽毛布団があんなに厚手なのに、同じような素材でできたダウンシュラフがあんなに薄いのはやはり普通に考えればおかしいですよね。
ということで5月に北海道(人によっては本州も)に行くというような用途で使用する場合、コンフォート温度が5℃以下のものが必須と思います(モンベルで言うと#3以下)。
モンベルの説明ページ
https://webshop.montbell.jp/common/system/information/disp.php?c=2&id=328
また、シュラフの温度で重要なのが防水です。小型軽量化のために化繊ではなくダウンのシュラフを使用することが多いと思いますが、ダウンは濡れると保温できなくなるという致命的な弱点があります。この弱点を嫌ってあえて化繊のシュラフを使用する人もいるみたいです。
従って、絶対に濡らさないように注意をする必要があります。冬場など寒い時期ですと、テントが結露してシュラフがビチャビチャになります(人間は寝てる間に大量の水分を放出するため)。この場合、シュラフカバーをするなどして対策することが必要です。
また、濡れてしまった場合は、手間でも乾くまで干す必要があります。
また、寒いとテントの換気口を完全に閉じて室内を保温したくなりますが、これも大きな間違いでした。換気ができないと余計に結露しやすくなるので、寝袋がビチャビチャになり、全く機能しなくなり、余計に寒くなりました。
対策としては、適度に換気ができるようにテントの換気口を開けて、必ず外側にフライシートを張り空気層を設ける(インナーとのクリアランスを必ず確保する)ことが、トラブルを防止する最善策のようです。ちなみに、シングルよりもダブルウォール式テントのほうが結露しにくいようなので、冬季に使用するならダブルウォール式がお勧めです。
先週の太平洋岸自転車道遠征で凍死しそうになった悪夢・・・これまで春夏しかテントを使用してこなかったので、ここまで冬季のキャンプがきついものだと知りませんでした。
野宿で必須のアイテムといえばシュラフ(寝袋)だと思いますが、個人的にはテントよりも重要度は高く、無くてはならないものだということを身をもって体感しました。
シュラフ選びで基準となるのが対応温度ですが、対応温度が高いほど小型軽量で安価になるので、対応温度が高いものを選びがちです。私はモンベルのダウンハガー#3というものを使用しており、こいつの対応温度はコンフォート温度が3℃でリミット温度が‐2℃とあります。
実際に5℃以下の環境で使用してみると、寒くて夜中に目が覚めて熟睡できないということが分かりました。ダウンを着込んでホッカイロを何か所も貼ることで何とか対応しました。メーカーの対応温度はかなり低めに書いてあるということを身をもって知ることができました。
快眠できるかどうかは、体質など個人差が大きいので断言はできませんが、多少大きく重くなったとしても、対応温度は余裕を見たほうが良いと思います。快眠できないと次の日のツーリングに影響が出てしまい、結局走れなくなります。
というか、羽毛布団があんなに厚手なのに、同じような素材でできたダウンシュラフがあんなに薄いのはやはり普通に考えればおかしいですよね。
ということで5月に北海道(人によっては本州も)に行くというような用途で使用する場合、コンフォート温度が5℃以下のものが必須と思います(モンベルで言うと#3以下)。
モンベルの説明ページ
https://webshop.montbell.jp/common/system/information/disp.php?c=2&id=328
また、シュラフの温度で重要なのが防水です。小型軽量化のために化繊ではなくダウンのシュラフを使用することが多いと思いますが、ダウンは濡れると保温できなくなるという致命的な弱点があります。この弱点を嫌ってあえて化繊のシュラフを使用する人もいるみたいです。
従って、絶対に濡らさないように注意をする必要があります。冬場など寒い時期ですと、テントが結露してシュラフがビチャビチャになります(人間は寝てる間に大量の水分を放出するため)。この場合、シュラフカバーをするなどして対策することが必要です。
また、濡れてしまった場合は、手間でも乾くまで干す必要があります。
また、寒いとテントの換気口を完全に閉じて室内を保温したくなりますが、これも大きな間違いでした。換気ができないと余計に結露しやすくなるので、寝袋がビチャビチャになり、全く機能しなくなり、余計に寒くなりました。
対策としては、適度に換気ができるようにテントの換気口を開けて、必ず外側にフライシートを張り空気層を設ける(インナーとのクリアランスを必ず確保する)ことが、トラブルを防止する最善策のようです。ちなみに、シングルよりもダブルウォール式テントのほうが結露しにくいようなので、冬季に使用するならダブルウォール式がお勧めです。
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