自転車ツーリングにサンダルとフラットペダルという選択肢

これまで自転車ツーリングといえば当たり前のようにビンディングペダルを使用してきました。しかし、今年の2月に真冬の北海道ツーリングで一時的にフラットペダル(+登山靴)にしてみたところ、思いのほか悪くないということが分かりました。
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ということで、今年のGWの長期ツーリングにはフラットペダルで行くことにしました。
一方、靴をどうするのか非常に迷いました。

長期ツーリングとなると、雨の日も走る必要がありますので、シューズカバーを履いて靴が濡れないような工夫をしていましたが、所詮は気休めで、1時間もすると濡れてきます。
靴が濡れた状態で走り続けるのは苦行でしかなく、テンションダダ下がりです。

ということで、発想を転換することにしました。雨が降ってきたら防水はあきらめ、濡れれば良いという考えに至り、サンダルで旅をすることにしました。

サンダルといっても色々と選択肢がありますが、私は自転車ツーリング用として以下に拘りました。

・つま先とかかとにガードがある
・底面が十分な硬さ
・速乾性の素材
・そこそこ低価格

これらを満たすのはアウトドア用のサンダルです。そのなかでもKEENというメーカのものが代表的でしょうか。だたし、価格が1万円と予算オーバー。


色々と探しましたが、AMAZONにそこそこ低価格なものがいくつか売られていたのでポチリました。見た目はKEENとそっくりですが、質感や作りはKEENにはるかに劣ります。ただ、自転車でペダルを漕ぐという用途では必要十分な性能です。

基本的に晴れてる日は、汗がサンダルに染み付くのを防止するために靴下を履いた状態で走ります。通気性抜群なので、蒸れることなく快適です。

そして雨が降り出したら、靴下を脱いで裸足で走ります。サンダルですので濡れてもあっという間に乾くし、濡れた状態で走っていても不快さを感じません。

さらに、一つ発見がありました。これまでビンディングペダルでツーリングをしていたわけですが、フラットペダル+サンダルにしても一日当たりの走行距離は全く変わりませんでした。疲労についても、特段変わりありません。

むしろ、足の自由度が増えたことで、色々なポジションでペダリングできるようになり、筋肉痛になりにくいのではと感じたくらいです。(あくまでものんびりツーリングでの話ですが)

ちなみに、選択肢がほとんどありませんが、ビンディング式のサンダルというものも存在します。残念ながらつま先のガードがなく、安全性に疑問が残ります。また、値段も非常に高価です。





フラットペダルにサンダル」是非お試し下さい。