自転車日本一周/キャンプツーリング装備一覧[キャリア・バッグ編]

自転車日本一周やキャンプツーリングで使用しているキャリア・バッグ類について紹介します。

キャリア・バッグ一覧
No.品名メーカ型式質量耐荷重
1Fキャリア日東M12255g5㎏
2RキャリアTubusCOSMO730g40㎏
3ケージブラックバーンアウトポストカーゴケージ164g4㎏
4マウントTubusフロントフォーク用マウント80g
5Rキャリアキャラダイスクラシックサドルラック330g10㎏
6RキャリアキャラダイスバックマンQRエクステンド415g10㎏
7フロントバッグオーストリッチF530  12.2L690g-
8フロントバッグモンベルツーリングフロントバッグ 9L460g-
9マウントリクセンカウルKF810120g-
10サポーターモンベルフロントバッグアーム80g2kg
11サイドバッグオルトリーブシティ 40L(2個)1520g-
12サドルバッグヒロエナジーBL-5050BK250g-
13サドルバッグキャラダイスカデット 13L630g-
14フレームバッグトピークミッドローダー 4.5L 200g-
15多目的バッグLamoreドライバッグ 5L/10L100g -
16輪行袋オーストリッチL-100 235g235g-

No.1 フロントキャリア
昔ながらの日東のM12という定番のキャリアを使用しています。フロントバッグの固定方法は色々ありますが、色々なトラブルを経験し、最終的に「長期ツーリングにはキャリヤによる支えが必須」という結論に至りました。重量も255gと比較的軽量で耐荷重5㎏と必要十分です。
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No.2 リアキャリア
1週間以上の長期ツーリングにはリア2サイドスタイルを採用しているので、リアキャリアは必須です。世界一周サイクリストから絶大な支持を受けるチューブスのCOSMOというキャリアを使用しています。このキャリアはステンレスの中空パイプを使用しており、軽さと耐久性、見た目の美しさを兼ね備えています。さらにサイドバッグを低い位置に搭載できるので、低重心化を図ることができることです。これまで散々酷使してきましたがトラブルは一切ありません。詳細はこちらをご確認ください
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No.3 カーゴケージ
フレームのダウンチューブとフロントフォークにブラックバーンのアウトポストカーゴケージを取り付けています。主にここには輪行袋やテント、着替えなどを括りつけています。だいたい5L~10L相当の荷物を搭載可能です。2,3日のツーリングの時に重宝しています。また、輪行時に取り外さなくても袋に入れられるのもGOODです。
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No.4 フロントフォークマウント(ダボ穴)
アウトポストカーゴケージをフロントフォークに搭載するにはダボ穴が必要なので、ダボ穴を後付けするためのチューブス製のマウントです。今では常時取り付いた状態で運用しています。よほどの極太フォークでない限り取り付け可能です。かなりガッチリしており走行中に緩んだことはありません。
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No.5 クラシックサドルラック
取り付け可能なサドルがブルックスの革サドル(サドルに取付穴がある)など限られますが、工具なしでサドルに取り付け可能なラックです。重量がやや重めですが、耐荷重は10㎏と高いのでキャンプ道具など大量の荷物を搭載できます。運転中のグラつきもほとんどありません。
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No.6 バックマンQRエクステンド
同じくキャラダイスのラックになりますが、こちらはサドルレールに固定するタイプなのでほとんどのサドルに取り付け可能です。また荷物の搭載位置も低いので低重心化による走行安定性向上が可能です。耐荷重が10㎏と高く、走行中のガタつきや揺れもありません。さらにサドル下のスペースに輪行袋などを搭載することもできます。
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No.7 フロントバッグ(長期ツーリング用)
オーストリッチのナイロン製フロントバッグF530です。容量が12Lもあり長期ツーリングでは使い勝手の良いサイズです。少々重いですが厚手のナイロン生地を採用しており、耐久性は抜群です。また、ポケットがいくつもあるのでちょっとした小物などの収納にも便利です。しかし、残念なことにF530を使用しているサイクリストはほとんど見ません。なぜこんなに素晴らしいバッグを皆使用しないのでしょうか?クラシカルな雰囲気はあまりありませんが帆布のF104よりも断然使いやすいとおもうのですが。
また、防水性がないので雨天時はカバーが必須です。個人的なこだわりですが、防水バッグはどうしても開け閉めが面倒になるので、頻繁に荷物の出し入れをするフロントバッグはあえて非防水性のものを採用しています。
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ベルトがクイックリリース式なので簡単に取付可
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やっぱり四角型は使い勝手抜群!
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蓋の開け閉めはマジックテープで一瞬
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No.8 フロントバッグ(日帰り用)

モンベルのツーリングフロントバッグ9です。日帰りツーリングに最適なサイズです。このバッグは蓋が後ろ開きなので自転車に乗ったまま荷物が取り出しやすいという特徴があります。
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No.9 フロントバッグマウント
リクセンカウルのフロントバッグ取付マウントKF810です。このマウントはワンタッチでフロントバッグを着脱できる優れものです。No.10のフロントバッグフレームと組み合わせて使用します。
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No.10 フロントバッグフレーム
モンベルのフロントバッグフレームは何故か他社品のKF810にピッタリ合うように作られています。使い勝手は問題ないのですが、残念なことに耐荷重が2㎏と低いので耐久性は最悪です。日帰りツーリングで突然ポッキリ折れてしまい、フロントバッグを支えることができなくなり、ツーリングを中止せざるを得ない状況になったことがあります。φ7㎜のアルミフレームで大きなフロントバッグを支えるのは無理があります。それ以来フロントバッグは伝統的なフロントキャリアで支える方式に変更しました。長期ツーリングで使用するのはお勧めしません
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No.11 サイドバッグ
定番中の定番、オルトリーブのサイドバッグシティです。このバッグは完全防水で耐久性が高く、リアキャリアにワンタッチで取付けできる優れものです。また、容量も左右で40Lあるのでキャンプ道具がまるまる入ります。日本一周チャリダーの7割くらいはオルトリーブだったと思います。長期ツーリングではこのバッグを選んでおけば間違いありません。これまで大雨の中を何日も走ってきましたが、一度も浸水したことはありませんし、ガードレールやトンネルの壁にガリガリ擦っても破れる気配がありません。1週間以上の長期ツーリングでは必ず使用しています。詳細はこちらで。
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No.12 サドルバッグ(縦型)
ヒロエナジーのSL-5050BKツーリングサドルバッグという今流行りのバイクパッキング用の縦型サドルバッグです。薄手のナイロン生地を使用することで重量200gと軽量にもかかわらず10Lもの容量があります。しかし、荷物を直列にしか配置できないので出し入れが大変で、奥に行くほど断面積が小さくなるので、収納する順番にも気を使わないとカタログ容量ほど入りません。重い荷物を搭載するとバッグが折れ曲がり垂れ下がることもあります。シートポストの突き出し量が少ない自転車ですと取り付け不可です。
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No.13 サドルバッグ(横型)

キャラダイスのカデットというマイナーなバッグを使用しています。このバッグは横型のサドルバッグなので、荷物の出し入れがしやすいというのが最大のメリットです。ただし頑丈な厚手の帆布製なので重量が630gあります。今風のナイロン生地であればあと100g以上軽くなったのにと思います。このバッグは汎用性が高くバッグの外側にも荷物を括りつけたりもできるので、最大でカタログ容量の2倍くらいの荷物を搭載できます。残念な点として開け閉めが革のベルトなので面倒なところです。サドルバッグの考察についてはこちらで。
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イギリスでハンドメイドされている。製作者のサインが書かれている
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No.14 フレームバッグ
トピークのミッドローダー4.5というバッグを使用しています。このバッグは縦長なのでテントのポールを搭載できます。他にも空気入れや予備チューブなどの小物を収納できます。容量が4.5Lとそこそこ入り、輪行時にそのまま袋に搭載できるなど便利で重宝していたのですが、雨の日のツーリングでバッグのベルトとフレームの間に砂や砂利が
入り込みフレームが傷だらけになりました。フレームへの保護テープ貼り付けが必須です。
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アウトポストカーゴケージに括りつける用のバッグとして、Lamoreというマイナーメーカの防水ドライバッグを導入しました。このバッグは完全防水で軽量なバッグですが、オルトリーブの防水バッグのように生地が厚くないので耐久性には要注意です。私は穴が開いて浸水しました。値段が安いので使い捨て感覚のバッグです。
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No.16 輪行袋
一番軽量なオーストリッチのL-100を使用しています。もともと厚手の頑丈な袋を使用していましたが、収納したときのサイズが大きく重いのでこちらに変えました。薄手の生地ですが全くトラブルはありません(30回程度使用)。