ソロキャンプで行く太平洋岸自転車道全線走破

太平洋岸自転車道・・・・
半世紀近く前の1970年代に構想された一大プロジェクト。その後、計画は頓挫し数十年が経過していたが、近年の自転車ブームの流れによってふたたび日の目を見ることとなりました。そして2019年の3月に正式なロゴが制定されるなど、整備が一気に進むことになりました。
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ということで私は2019年の春にキャンプツーリングで太平洋岸自転車道全線走破の旅を実行しました。世界遺産の富士山や熊野古道など沿線には日本を代表する魅力的な観光地が多くある一方、いろいろと課題があるということが見えてきました。



ここですこし、太平洋岸自転車道の構成について説明します。
起点は千葉県の銚子市で終点は和歌山県和歌山市に至る全長1400㎞の自転車道です。特徴として、半分近い区間が自転車専用道となっていることが挙げられます。

下記が専用道の一覧で、これらを統合する形で太平洋岸自転車道と呼ばれています。専用道比率が高い=走りやすいという認識だったのですが、実際に走ってみるとすぐに間違いだったということに気づかされました。



以下は走行記録のダイジェストです。
(2019年当時の記録なので現在とは異なります)

①千葉県

スタート地点の銚子ですが、太平洋岸自転車道という案内看板らしきものは一切見つかりませんでした。また道路にも案内用の青線がなくどこの道がルートなのか良く分かりませんでした。とりあえずは海沿いの道を進んでいきます。
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銚子からしばらくは断崖の海沿いを進みます。
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そして九十九里浜の北端である旭市に入ります。
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いいおかみなと公園でキャンプです。目の前に飯岡温泉グロリアがあるので便利!
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ここからは九十九里自転車道を走ります。見たこともない広大で先の見えない砂浜が続きます。
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が、しかし砂地獄が待っていた・・
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九十九里町に入ると歩道と自転車道兼用になる。案内がないので自転車道なのかどうか分からない。
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しばらく進むと再び専用道になる。海から少し離れたところを走るので砂地獄はないが海が見えない・・
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所々で工事による通行止めがあります。
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いすみ市に入ると九十九里浜も終わりを告げ、同時に自転車専用道もなくなります。
ここからはアップダウンの厳しい断崖の道になりますが、歩道用トンネルが整備されており安全に走れます。
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汐入公園でキャンプです。サーファーが夜中まで騒いでいるので注意が必要です。
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鴨川からの朝日は絶景でした。
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鴨川市はまるで南国のような雰囲気。海沿いのみちを走ります。
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鴨川からさらに南に進みます。美しい風景が広がります。自転車専用道はありませんが個人的には南房総のほうが好みです。
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房総半島最南端を通ります。
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遠くに伊豆大島を見ることができます。
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ここからは北上していきます。
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しばらく進むと和田白浜館山自転車道がありますので、迷わず進みます。
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が、しばらく進むとこのありさま・・
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気を取り直して車道に戻ります。南房総は道の駅が豊富です。10㎞ごとにある印象です。
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東京湾の入り口洲崎灯台です。
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遠くに富士山が見えます。
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洲崎からは館山を経由し金谷港を目指し進んでいきます。
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国道127号は狭いトンネルの連続で注意が必要です。
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金谷港から久里浜港までフェリーで移動します。
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振り返ると鋸山が見えます。さらば千葉県!
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神奈川県
久里浜からは海沿いを城ヶ島に向かって走行します。
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城ヶ島にわたります。
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城ヶ島からは江の島を経由して湘南海岸沿いを走ります。
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ここからは久々の自転車道を走ります。湘南海岸砂浜のみちです。
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やはりここもお決まりの砂地獄が待っていました・・・
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太平洋岸自転車道という案内看板はここが初めてかも?いよいよ整備された区間に来たかと心躍らせていると・・
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まさかの巨大水たまりに突入。写真では分からないのですが。小さな坂を上って下りた先に水たまりがあるので(全然見えない)、気づきませんでした。
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なんだかんだで小田原を通過し、静岡県へ!
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静岡県
熱海市に向かって走ります。
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熱海は観光客でいっぱいでした。カップルの冷たい視線を感じながら海岸沿いにテントを張ります。
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熱海は伊豆半島に入ります。ここからはアップダウンがきつくなります。
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伊東市を通過し、国道135線から離れて城ヶ崎海岸へ。
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さらに南下して下田市に入ります。
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伊豆半島最南端の石廊崎です。
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そして今度は北上します。伊豆半島の西側はさらにアップダウンが激しくなります。
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道も1.5車線の細い道になります。
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西伊豆町の天気が悪いので海水浴場のトイレの軒下にキャンプします。がしかし、朝の4時半ごろ地元のおっちゃんにテントを揺すられ追い出されました・・・
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スーパーで半額の肉を買いあさり、バーベキューをしようとしたらフライパンがない・・仕方がないので適当な石で肉を焼くはめに。
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気を取り直し先を急ぎます。
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恋人岬という謎の岬が。コミュ障ぼっちキモメンダメリーマンの私には無縁の場所です。周囲のカップルからの冷たい視線を感じながら岬内を徘徊します。
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この鐘を鳴らすと・・願いが叶うようです。
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晴れていればここから富士山が見えるようです。
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恋人岬から先のアップダウンが尋常ではなくいくつかの峠を越えていきます。
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伊豆半島を脱出し、沼津市に入ります。ここからはひたすら平坦な海岸沿いを走ります。ここは自転車専用道ではありませんが、砂の堆積などなく非常に快適です。右手に富士山、左手に駿河湾と伊豆半島を見渡せる最高の道です。晴れていれば・・
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広大な河川敷の富士川を越えると交通の難所由比はいります。
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なぜか歩道は東名と国道1号の間にあります。
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清水市に入ると久々の自転車道が。
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自転車道沿いの、三保ふれあい広場でキャンプです。野良猫親子がやってきました。
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世界遺産の三保の松原です。天気が良ければ富士山が・・
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海岸沿いに自転車道が続きます。
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自転車道は安倍川まで続きますが、いったん国道150号に合流します。
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そして、少々走ると丸子川という小さな川沿いに自転車道が続きます。案内看板がほとんどなく非常に分かりにくいですので注意が必要です。
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案内看板が無くここが本当に自転車道なのか不安になりながら先を進みます。海沿いから一転し、どんどん山の中に入っていくので不安が募ります。
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国道1号に合流し、宇津ノ谷峠を越えます。
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トンネルには歩道があるので安心です。
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峠を越えると再び海沿いに向かって走ります。この自転車道は案内看板やラインがない上に、所々で一般道と一緒になるので、相当難解な自転車道です。そして焼津市内に入ると突如として自転車道が消え去ります。ここからしばらくは国道150号を走行します。大井川を越えたところで、再び自転車道に入ります。いかにも昭和という感じの古い看板です。
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御前崎の手前まで自転車専用道が続きます。この道も所々で一般道と一緒になってはまた分岐するの繰り返しで、案内が無いので難解でした。
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御前崎から西側も自転車道が続きます。一応下の写真の歩道部分が自転車道のようです。
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浜岡を越えると自転車専用道になります。
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そして、いつものお決まりパターン!砂地獄の始まりです♪
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自転車専用道だけのために立派な橋を架けてあるのに。
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この有様です。もったいない
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所々で砂地獄があり、そのたびに迂回するわけですが、この道は近くに迂回路が無く、大きなロスとなります。だんだん心が折れていきました。
何とか磐田市まで来ると海岸から少し離れるので砂地獄から解放されます。そして浜松市まで一気に進みます。
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浜松市まで来たところで日が暮れたので市内のビジネスホテルに泊まることにしました。あまりにも酷い自転車道で体力的にも精神的にも参ってしまいました。ソロキャンプといいつつホテルに逃げたヘタレ野郎です。ホテルで令和を迎えました。
浜松市から西は再び一般道を走ります。海沿いには雄大な砂丘が広がります。
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浜名湖を越えて愛知県に突入です。
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④愛知県
愛知県に入り渥美半島に差し掛かると、田原豊橋自転車道に入ります。
なかなか整備された走りやすい自転車道です。
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海岸沿いも砂の堆積が無く安心して走れます。これは感動!
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と思っていいたら、まさかの階段地獄が・・この階段は真ん中の手すりが邪魔で、サイドバッグを付けた自転車を押して上ることができません。また、写真では分かりませんがこの階段はさらにずっと奥まで続いています。殺意がわいてきました。
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自転車専用の電光掲示板が。
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自転車道は半島の先端伊良湖岬まで続きます。階段地獄の先は走りやすい自転車道でした。
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伊良湖岬からはフェリーで鳥羽に抜けます。
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⑤三重県
鳥羽に入り、市民の森公園で野宿します。園内で飼育されている謎の鳥の鳴き声が響きます。
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鳥羽からは伊勢市を経由するルートと、賢島を経由するルートがありますが、私は賢島ルートを選択しました。海沿いのパールロードを走ります。この道は高台を通っておりアップダウンはきついですが見晴らしは最高です。
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賢島からは英虞湾沿いに西に進みます。
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紀北町で国道42号と合流し、南下します。古里海岸キャンプ場(無料)でキャンプです。
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国道42号に入ると本格的な峠越えです。紀伊半島では自転車道に青いラインが引いてあるので迷うことがありません。
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並行して熊野古道もあります。
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最難関の矢ノ川峠と矢ノ川トンネル。狭いので要注意です。
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矢ノ川峠を越えて熊野市に入ると平坦な道になります。
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いよいよ和歌山県に突入です。
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⑥和歌山県

熊野速玉大社でお参りです。
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そのまま42号を南下して太地町で県道240号に分岐します。半島をぐるっと回るルートのようです。
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串本町に入ります。
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本州最南端の潮岬をまわります。
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ここからは海沿いを北上していきます。並行して無料の高速道路が走るので交通量が少なく最高でした。それにしても自転車専用道を走らないというのがこんなにストレスフリーなんだなと改めて実感しました。
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日置川の海岸で野宿します。
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日置川からは久々の自転車専用道です。もはや嫌な予感しかしません・・
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この道は旧道を活用した自転車道のようです。落ち葉や枝が大量に散乱しておりガタガタでした。タイヤの細いロードバイクでは走行困難です。
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そしてパンク・・
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幸いなことに自転車道はすぐに終わり、再び国道を走行します。
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そのまま白浜に入ります。
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そのまま北上し、御坊にはいり、国道から外れて西側に分岐します。
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白崎海洋公園では見たこともない真っ白な岩々が。
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アップダウンの厳しい1車線の狭い道をひたすら走ります
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有田市内に入り、河川敷でキャンプをします。
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有田から先も海沿いの道を北上します。いよいよゴールの和歌山目前です。
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和歌山市内に入ると一気に都会的な雰囲気に。
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和歌山市内に入ったは良いのですが、どこがゴールなのか分かりません。案内らしきものも見当たらず途方にくれます。和歌山城?加太?大阪との県境?
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仕方がないので、海沿いに大阪方面に走り続けることにしました。
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そして、気が付いたらいつのまにか大阪府に入っていました。こうして太平洋岸自転車道全線走破はあっけなく終わりました。

今回の走破から分かったのは、沿線には魅力的な観光地が数多くあり最高なのですが、肝心の自転車専用道の整備や管理がまだまだで、案内看板等も少なく分かりにくいので、今のところわざわざ走りに行く価値はなさそうです。

今後どれだけ整備が進んでいくのか見守っていきたいと思います。